構成遊び(年中組)

落ち葉を使って構成遊びを行うということで最初は戸外で落ち葉探しをしました。いろいろな色や形の落ち葉を見つけて「先生、これ穴が二つ開いているから”顔”みたい。」「もみじの葉っぱ見つけた。」などど声が聞かれました。

中には友だちと一緒に拾った葉っぱを図鑑で見て「この葉っぱ、ギザギザしてるからこれじゃない?」「図鑑に載っているのと同じのを見つけた。」などと、嬉しそうに教えてくれました。

クラスへ戻り、拾った落ち葉を子どもたちと一緒に”押し花”にしました。今は「ふわっ」となっている落ち葉も、明日には変わっているということを伝えると、子どもたちも「楽しみ、どんな風になるんだろう?」と話していました。

翌日(16日)に、押し花にしていた落ち葉を子どもたちに見せると「昨日は”ふわっ”ってなってたのに、ぺっちゃんこになってる!」と驚く姿が見られました。その後、構成遊びで使う落ち葉を自分で選びました。どんな色、形にしようか迷っている子もいましたが「これ、半分にちぎれているから横にしたら”船”ができる。」「耳みたいになってるから”キツネ”にできる」とそれぞれが考えながらボンドを使ってはがれないようにしっかり押さえて貼っていきました。次は落ち葉の周りに絵を描くことを伝えると、どのような絵を描こうかと考えている姿が見られました。

更に翌日(17日)落ち葉の周りなどにマーカーを使って絵を描いていきました。年中組になった初めて構成遊びをするので、難しそうにしている姿もありましたが自分なりに工夫している様子もあり、中には落ち葉に果物や飾りを描いて「果物の木」や「クリスマスツリー」にしている子どももいました。出来上がったものをグループ内で見せ合う子どもたちもいて「○○ちゃんの葉っぱ、笑ってるね。」「○○くんの葉っぱ、”いも虫”が食べとる。」などの声が聞かれました。クラスで飾った後持って帰りますので、ご家庭でも見てあげてください。